気管支喘息
気管支喘息とは、気管支の炎症により肺への空気の吸入・呼出が困難になる病気です。この症状は、発作性に起こることが多く、非常に強い呼吸困難が起こる時もあり、症状が消えてしまう時もあります。
喘息の原因としては、ハウスダスト(主にイエダニの死骸や便)カビ、昆虫、小麦粉、コンニャクなどの生活環境から飛散する物質や、ソバ、カニなどの食べ物、アスピリンを代表とする痛み止め、解熱薬、かぜ薬などがあります。喘息の原因がまったくわからないこともあります。
発作性の咳(せき)、喘鳴(ぜんめい)と呼吸困難が起こり、ごく軽度のものから死に至るものまであります。喘鳴と呼ばれる「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」という音が、のどや胸で聞こえる特徴がありますが、軽症の場合は必ずしも聞こえるわけではありません。
喘息の発作は、多くの場合、夜中から朝方にかけて、咳、喘鳴で始まります。また、運動により誘発されることもあります。
小児の場合では、布団で遊んでいる時に、布団のなかのハウスダストが飛散して発作もしばしばあります。
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